たゆたうさかな - SKYFiSH's LOG

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ジャンパー:ジョウント (2008年03月20日)

原作が非常にとっても面白かったので(「Reflex」早く翻訳してくれ〜♪)、「ジャンパー」映画版に行ってきまっした。 (ネタばれあり)

(ああ、映画そのものより、「TOHOシネマズ10周年」のCMにいたくかんどーしてしまったことは秘密。映画ファンの心を鷲掴みするCMだぜ♪)

さて。
話題のジャンプ=テレポーテーションのシークエンスは、綺麗な特殊効果ですっげー楽しかった♪
ヘイデン・クリステンセンの足が長くて細身で繊細でワルい瞳もたんのーできたし。 (衣装が何故か「スーパーナチュラル」のディーンみたいだなーってことはさておき。ああいうのが「くーる」ってことになってるんだろうか?)


しかして、映画は終わったところで「・・・・はぁ?ここで終わり〜〜〜?」てな感じ。
後でパンフレット読んだら「(一作目が)成功すれば三部作に」てのを拝見。
いや、そりゃ三部作でも四部作でもいーですが、一作目が「残りは続きを作れって言ってね〜♪」てな終わりじゃいかんのじゃないでしょうか・・・・いーのか、最近は??

三部作が前提だから、デヴィッド(H.クリステンセン)はあんなに「いけ好かないおこちゃまの阿呆」なのか?
彼のくーるな悪役面を差っ引いても「・・・え゛〜〜〜?」な小僧だ〜〜。
でもって、細かい部分が原作を読んでいないとわかり辛い。よーな気がする。
デヴィッドが虐待を受け続けていた子供で、虐待者は父親、てなところはあまりにもそこはかとなく提示されているだけで、ひじょーにわかり難い。
元々父親の暴力から逃れるために初めてジャンプを経験する、とゆー件があまりにも「ぱっぱ」と描かれていて、原作読んでないと「なんで?」なのでないかと。
ジャンプ先が図書館なのが「彼にとって唯一安全で安心できる場所」だから、という説明もないし〜〜。 (本好きーなSKYFiSHは、この説明にちょっとじーんと来ちゃうのだが。)
・・・まあこうじゃないかな、とは推測できるかもしれないけど、単にティーンエイジャーがウザい父親から逃げただけにも見えるし〜(T_T)。
しかも、5歳の時に家出してしまった母親がパラディン(ジャンパーを抹殺せんと追い続けている謎の組織。一族の商売らしく、後継者は身内で決めているてなことがパンフレットにあった)の幹部、とゆーのは、原作贔屓からすると「えええええええええええっっっっっ?!」なオドロキであった。

原作では、ジャンパーとして自立(犯罪の上に成り立つ自立ってのもどーかと思うけど、そこは黙殺)したデヴィッドが「父親の暴力から子供を置いて逃げ出した母親」と再会し、再びの残酷な別れを経て大きく成長する。
母親を爆死させたテロリスト(ええと、初出年から言って、テロリストと言えばこの国の人間、なのはなんだかもーだが、作者はアメリカ人だしいたしかたあるまい、な気持ち)との対決は、殺されたら殺し返すのか?な問いかけへのオーソドックスながら「まっとう」な答えになっていて、読み手はほっとさせられるのだが。
(もっとハードな展開を期待する人は、ヤングアダルト向けを読んではいけない。これは大人になりかかった人たちのために書かれたジャンルなのだから〜)

しかし、映画では、ちとだいぶ違う。
デヴィッドが母親の家を探し出して会いに来ると(とっとと再婚してすでにティーンの子供までいる、とゆーエグい設定はさておき)、虐待夫の下に子供を残して家出したのは「子供がジャンパーであることに気付いて、選択肢はこの場で殺すか、自分が家を出るかしかなかった」、自分は子供を殺さねばならない組織の人間だから、と言う。 その上、ラストシーンでは「(今回は)先に行きなさい(後を追って殺しに行かなくてはならないから)」と「次に会うときは敵同士ね」なことを言わせてしまうのはどーなんだっっ(^_^;)。

・・・なのだが、そう宣言された息子は、ほてほてと屋外で待っていた恋人の下に行き、二人で呑気な恋の逃避行(死語だ)しちゃう。

・・・・・あのー、命を狙われてるんですが。
でもって、彼女はジャンパーじゃないんですが。 (このへん、「Reflex」では捕らわれのデヴィッドを助けるのが恋人のミリーらしいので、逃避行でもだいじょぶなのかもしんない)

ところで、原作者は映画に対するリベンジで「ジャンパー〜グリフィンの物語」を書いたのかなあ?
・・・とか考えてしまう、巻頭の「この小説について」がぐーだぞグールド。

個人的には、今後も出て欲しいグリフィンのチェチェン脱出を祈るばかりでございます・・・(この場所チョイスもなんかスゴイのだが。ええ)。
なおこの映画は「腐レディ向きサービスシーン満載」なため、今後のイベントがすげー愉しみだ。
もちろんまったく続編(ができるとしたらそれ)も愉しみだともっっっ!

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